グランデザインの技術
空気環境
新しい建築技術の副産物
シックハウス症候群とは
シックハウス症候群。。。
よく聞く言葉ですが、どのようなものなのか?
建築建材を構成するための接着剤・塗料・防腐剤に含まれるホルムアルデヒドという成分が、気化し、人体に影響をおよぼすというものです。
ホルムアルデヒドの濃度が高いと、粘膜への刺激、呼吸器・目・喉などの炎症を引き起こします。
シックハウスに対する
3っつの対策
この対策としてひとつめは、
建築基準法にて内装の使用制限を受けない最高ランクのものを使用すること。
建築基準法で定められているので、特に留意するものではなく、あたりまえにそうしなくてはなりません。
ふたつめは十分な換気を行うこと。
居室の24時間換気ということで、こちらも建築基準法にて、制限がなされています。
ただ、24時間換気すると、室内の快適な温度の空気が外に排出されるため、冷暖房負荷が大きくなります。
それを解消するために、熱交換型換気扇というものを使用するケースもあります。
新鮮な外気と室内空気の温度を中和しながら換気を行う換気設備です。
そして3っつめは
ホルムアルデヒドを吸着・分解する漆喰の使用すること。。
熱交換型換気扇
漆喰は高アルカリ性によりホルムアルデヒドを科学的に吸着・分解するとともに、調湿・防露・防カビ・脱臭にも効果があるため、
空気環境の改善にはかなりの効果があります。
漆喰の主成分は消石灰であり、空気中の二酸化炭素と結合することにより強度が増します。
その他、静電気を帯びにくい・耐火性に優れるなど、
万能かつ住宅に欠かせない材料なのです。
様々な漆喰仕上げ