グランデザインの技術
バリアフリー

障碍者や高齢者がより安心して快適に暮らせるためにデザインができることは沢山あります。

機能上のバリアフリーと性能上のバリアフリーの説明イラスト

2つの意味での
バリアフリー

バリアフリーとは、バリア(障壁)をフリー(取り除く)にする、という意味です。
そして、建築におけるバリアフリー化とは、
障害者や高齢者にとって生活上の妨げになるものを取り除いて、
生活をしやすくする建築手法です。

バリアフリーとするには2つの点に留意する必要があります。
建物の機能上についてと、性能上についてです。

一般的に、段差の解消・手摺の設置などが行われます。
これらが機能上の留意点です。

それでは性能上の留意点とは?
それはヒートショックの解消についてです。

急激な温度変化は
体に大きな負担となることがあります。

ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所へ移る時の温度変化により
血圧が急激に上昇・下降したり、脈拍が速くなったりして、
心臓にかなりの負担がかかる状態のことです。

特に身体が室温の変化を受けやすい、浴室や脱衣室ではこの状態になりやすく
年間のヒートショックによる死亡者の数は、1万人を超えています。
これは年間の交通事故の死亡者数よりも多い人数です。。。

このヒートショックを防ぐために、事前に部屋を暖めておくなど、
2次的な対策はあるのですが、根本的な対策ではありません。

まずは居室部分と同じ温度環境にするために、十分な断熱を施すこと。
これが何よりも重要であります。

手摺の設置などの機能上のことは後からでも付加できますが、
断熱などの性能面については、設計当初から十分に検討しておくことが必要です。

グランデザインはこのような外的な身体の損傷以外に、身体内部にかかる負荷に
ついても検討しバリアフリー化を実現します。

重度の障害をもたれる方の住宅ではより細かな配慮が必要となります。
間取りそのものから考えなくてはならない場合がほとんどです。