外出が困難な状況なので、事務所に居ながら、遠方のお客さんと打ち合わせをしています。
ZOOMなど、便利なアプリがあるお陰で、打合せが可能です。
10数年前にバルセロナに居たころは、スカイプがとても重宝しました。
ZOOMのよいところは、画面共有しながら打ち合わせをできるところでしょうか。
図面をお互いに見て確認しながら、話を進めることができます。
実際に会って、話をするよりは、煩わしい部分もありますが、うまく活用すれば問題ないレベルかと思います。
ただ、スマートフォンなどのモバイルの画面サイズでは、図面を画面共有をしたとしても、小さすぎるので、それなりのモニターサイズが必要です。
電話と違い顔を見れるのはいいことですが、やはり臨場感に欠けます。
でも、いずれこのような打ち合わせが平常化するのだろうと、現実的に感じることができました。
この不自由な状況で、今まで普段活用されなかったことが、日常化へと加速するでしょう。
SNSも5Gとともに、動画の可能性が広がるでしょうし、ビジネスに関する時間の使い方も、一気に合理化へと向かうと思います。
ただ、意思や気持ちのない合理化だけは、避けたいと考えています。
結局は、人と人です。
その部分を大切に、利用し得るものは活用していかなければと思う昨今でした。
といいながらも、活用できているかといえば、微妙ですね。
ZOOMで話をしながら、相手に伝えるために、ポインタではなく画面を指さしてましたし。。。笑
数週間前に、あるバーテンダーさんと、画面越しに一緒に飲みました。
画面に映る風景は、いつものバーで、あたかもその場所で飲んでいるような感覚にもなります。
でも、これで十分とは、当然なりません。
その場の空気、周囲の人の気配、匂い、振動、温度、あげればきりがないほど、多くのものをその場で感じ、その場でしかない時間を過ごすことに価値があるからです。
空間までを操ることはできないので、限界というものを感覚的に知りました。
早く、飲みにいきたい!
バーという場所においては、ある種欲求を掻き立てられる究極の誘惑でしかなかったのです。
何事も、適材適所、臨機応変ということですね。