Monthly Archives: 10月 2016

温度の合う人との出会い=「歩く鳥」=

ある人と食事をした。

 

その人とは、3年前に知り合いました。

 

少しの時間だけの会話であったので、知り合うという言葉が丁度いい関係表現。

 

神戸でチーズケーキを販売している「歩く鳥」のパティシエ兼オーナー。

 

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この3年間、SNSで軽く繋がっていただけで、最近の活躍に刺激を受けて一度話をしてみたいと思い、3年越しに一緒に食事をする機会をいただきました。

この3年間密かに興味を抱いていたのである。変な意味じゃないです(笑)

 

人に興味を持つというのは、そうそうあることではない。

 

だからある程度歳をとってから知り合った人と、二人きりで食事したりするような関係の人は限られてきているように思う。

 

かなり久しぶりに、ほとんど知らない人と二人で食事をしました。

 

人同士には相性があると思うが、それよりも更に直感的に人のもつ温度というものが私にとって重要です。

 

熱意とか端的なものではなく、その個人が培った温度。

 

温度が高いから良く、低いから悪いというわけではなく、自分にとっての適温という感覚。

 

金を多く儲けをしてるからいいとかそんなんじゃなくて、何に向かっているか、どういうものを持って生きているか、ということが私にとってはとても重要で、そういう意味で「歩く鳥」さんとは、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

こういう人とゆっくり話すというのは、自己の再認識ということでも価値ある時間だと思います。

 

3年後、5年後、10年後、どのようになっているかまた一つ楽しみが増えました。
今後もお付き合いしていただけるように、成長していこうと思います。

 

今回の文章を読み返して、いかにも真面目で紳士な食事の場面を想像しそうですが、
実際食事の場では下ネタとか。。。なにせ、ロン毛&髭&メガネやから。。。あっ!帽子も。。。

 

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カテゴリー : pickup | 食事

投 稿 日 : 2016年10月14日

身近なものを考える=地下鉄=

最近よく地下鉄を利用する。
今日も神奈川で地鎮祭があり、新幹線・新神戸駅までの乗り継ぎで利用しました。

 

電車を待っているときによく考えることがある。

 

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<神戸市営地下鉄・新神戸駅>

 

なぜこんなに殺風景なのか。。。

 

色が少ない。
仮設的。
温かみがない。

 

こんなことを考えてると、電車の待ち時間もすぐに過ぎてしまうけど、
こんなことを考えて時間が過ぎるよりも、もっと心地よく過ごせないものか。。。

 

路面電車と違って、自然光がないので、空気も比較的どんよりとしています。
さあどうしたものか。
もっと心地よい空間だと、待ち時間も楽しいのにと、
ふと、フランス・パリの地下鉄のことを思い出します。

 

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「cluny la sorbonne」
国立中世美術館近くにある地下鉄の駅。

 

ひとり旅の寂しさを癒してくれた駅です。

 

駅がひとつの空間として演出されています。
ホームの上部から広がる明かりは、ヴォールトの天井面を舐めて、
必要なところは明るく、全体としてここちよい明かるさの空間に。
おのずと天井を見上げてしまうような素晴らしい演出です。

 

防犯や安全などいろいろ考えることもあると思いますが、気持ちも豊かになるとそういった面でも有効だと思います。
圧倒的な空間だと、ホームでの歩きスマホも減るかもしれませんね。

 

電車に乗るためだけの場所ではなく、そこで過ごす場所ととらえれば、また違った移動のあり方が生まれてくると思います。

 

駅にくると癒される。
駅にくると話が弾む。
駅にくると活力が沸いてくる。

 

いろんな色のある駅を利用することが楽しくなるような、
そんな移動が実現したらもっと素晴らしい毎日になるでしょう。