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お施主さんと皆で現場塗装

高槻の家のお施主さんも参加していただき皆で塗装作業を行いました。

 

収納棚を兼ねた造作壁を板目が滲み出る程度に白く塗り上げます。

 

当初はお施主さんに参加していただくつもりはなく、我々だけでやってしまおうとしていたのですが、打ち合わせの最中に一緒にどうですかとお声掛けしたところ、前向きに参加表明されたので、お手伝いいただくことになりました。

 

私とスタッフと2人で塗るつもりでしたが、実際は現場監督さんも含めて6人がかりで塗ることができました。

 

塗り終えて、2人じゃなくてよかった。。。助かったーと、ほっとしました。

 

塗るまではたいしたことないと思っていても、いつもたいしたことあり過ぎます。

 

その度に、現場で作業していただいている職人さんたちへの敬意が増すのです。

 

お施主さんにも、その一端を感じていただけるよい機会となりました。

 

帰り際に、ご主人から呑みのお誘いを改めていただきました。

 

毎回お施主さんに誘っていただくのは、たいへん嬉しいのですが、ついつい酒に酔って本性が出てしまわないか心配です。。。

 

そう、普段より更に渋くかっこいい本性を見せてしまうのが心配でなりません。

 

楽しみにしています。

 

 

 

 

音楽を聴きながらだと仕事がはかどるのか?

グランデザインでは、全員デュアルモニター(2画面)のパソコンで仕事しています。

 

作業の効率化のためというのは当然ですが、片方の画面で動画や映画などを自由に観てよいことにしています。

 

片方だけです。

 

一日中、画面と向き合って作図するというのは、心身ともにかなり消耗します。

 

少しでも気持ちを上げるようにと、少しでもリラックスできるようにという考えです。

 

私の場合は、音楽を聴きながらだと建築プランがとてもはかどります。

 

今日もマイケルに助けられました。

 

マイケルは仕事中によく聴いていますが、「ビリー・ジーン」はかなり気持ちが上がりますね。

 

マイケルのパフォーマンスがエグい。

 

おかげさまでプランも終わり、衝動にかられてお絵描き。

 

この副作用がキツイ!

 

描きたいと思ったら、描かないと気がすみません。

 

 

仕事せーよ!ですね。。。

 

はたして仕事がはかどるのかどうか?

 

結局、はかどらないという答え。

 

 

 

 

カテゴリー : pickup | 芸術

投 稿 日 : 2018年5月2日

芸妓は~ん!

京都の花街は、やはりなんとも言えない魅力があります。

 

しかしながら、京都で学生のときも、勤めているときも、お仕事で出入りさせてもらっている現在も、花街のお座敷遊びとは縁遠く感じます。

 

一度くらいは、舞妓さん、芸妓さんにお酒を注いでもらいたい、そう思っている人は少なくないのではないでしょうか。

 

言葉、所作、装い、そしてそれらを守り続けている文化、浮世離れした世界観に強く魅了されます。

 

歌、踊り、座敷のしつらえ、お食事、おもてなし、全てが融合した総合芸術だと思います。

 

そんなわけで、京都駅で開催されている、舞妓さん芸妓さんの写真展に行ってきました。

 

 

美しいのですが、写真では物足りない。。。

 

満足するには、その世界に足を踏み入れるしかないでしょう。

 

分かっているのですが、まだまだ遠い遠い世界です。

 

少しでも近く感じるように、芸妓さんの絵を描いてみました。

 

表現したいのは、透き通るような白。

 

黒地の画用紙に白を被せることで芸妓さんの魅力を浮き上がらせてみることにしました。

 

不思議なことに、絵を描いているというより、化粧をしているという感覚になります。

 

その白にパステルの淡い紅色をのせると、美しさが際立っていくのが分かります。

 

あ~美しい。

 

芸妓は~ん!

 

決して変態ではありませんよ。

 

今の私はこないして世界観に浸るしかないのどす。

 

 

 

 

カテゴリー : pickup | 芸術

投 稿 日 : 2018年4月19日

もっとも大切なものはプライスレス

高槻市の現場も順調に進んでいます。

 

 

現場が始まってからも、設計図よりも更に良くなるように細かなところも考えますが、そんな時に何より嬉しいのは、工務店さんと職人さんも同じく更に良くしようという心意気です。

 

心意気だけは設計図には表せません。

 

図面上に「心意気で良い建築を目指すこと」と記せばよいのだろうか。

 

図面に書いたら、「心意気 ¥5,000,000-」なんて、こんなことになったら大変です。

 

今回「心意気」は減額しましょう。。。何よりも辛い減額。。。

 

そもそもお金でやることじゃないですけどね。

 

建築には、プライスレスなことが最っとも大切だったりして、それは高価な素材なんかより必要なものです。

 

建築は工学の分野に属していますが、単純なる工学ではなく、人が包まれる以上、心理的な分野も含まれた芸術工学であると考えています。

 

芸術といっても相対的芸術です。

 

絶対的ではいけません。

 

そして相対的であるからこそ、悩むのです。

 

「心意気」は建築に不可欠なものなのです。

 

工事関係者の心ある仕事に感謝。