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天使降臨

久々に散髪に行ってきました。

 

もうかれこれ20年以上、髪をお任せしている美容師さんです。

 

だからすごく安心して任せられますし、とてもリラックスできる貴重な時間です。

 

毎回3時間弱くらいかけて丁寧に施術してくれます。

 

その途中の工程で毎回天使が降臨するのです。

 

その天使の姿がこれ!!

 

頭に輪っかをつけて、なんとも愛らしい、それでいて気品漂う姿です。

 

こういう発見もリラックスしているからこそ。

 

建築でもある程度リラックスしてもらえるように、お客さんに接するようにしています。

 

そうすれば、きっと建築にも愛らしい天使が降りてくるから。

 

冗談はさておき、何事にも気を緩めて広く考えるということが必要です。

 

ガチガチに固まって考えると、視野が狭まります。

 

数ヶ月に一度の極端にリラックスできた日でありました。

 

 

 

 

 

大黒柱というもの

工事終盤の「福咲きの家」。

 

その大黒柱の塗装をしてきました。

 

最近の住宅では、大黒柱がほぼなくなりました。

 

大黒柱とは、日本民家の中央にある、他よりも太い柱で、その建築の多くを負担する象徴的なものでした。

 

お城などの大規模木造建築では、心柱と言います。

 

一家の大黒柱というのも、全てを支えているという意味から、人間に置き換えた言葉です。

 

この福咲きの家は、100年以上建っていた藁葺き古民家を解体し、その部材を再利用しながら新築した住宅です。

 

残念ながら旧家の大黒柱は、永い年月の間に劣化が著しく、再利用できなかったので、新調することになりました。

 

旧家に違わず、新しい大黒柱も、デザイン的にではなく、このお家の多くの重量を担う大切な構造の主要柱として組み込みました。

 

そして今回、このお家がこれから永く存続するように、大黒柱に思いを込めて塗装を施しました。

 

お施主様ご一族の支えとなるように、この大黒柱が見守ってくれるでしょう。

 

 

 

傾斜地に建つ家 気密測定

傾斜地に建つ家の気密測定を行いました。

 

気密測定とは、室内外の気圧差が9.8paのとき、内部の空気が外部へどの程度流れ出すか測定して隙間面積を算出し、それを床面積で割って、C値(相当隙間面積)を求めます。

 

C値は数値が小さくなるほど、高気密な状態となります。

 

C値=2.0で高気密住宅と言われます。

 

床面積1㎡あたり、2cm2の隙間がある状態です。

 

まあまあ隙間があるように感じますよね。

 

今回のお家で測定した結果は、C値=0.3でした。

 

いつも1.0以下を必須としていますが、あっさりと0.3という数値がでたのも、大工さんのきめ細やかな仕事のおかげです。

 

気密性というのは、室内の冷暖房負荷に影響するだけでなく、計画換気にも影響を及ぼします。

 

適切な換気ルートを計画していても、予期せぬところから空気が漏れると換気のルートが定まりません。

 

気密性が高いと、給気口から新鮮空気が流入し、計画通りのルートで室内空気が排気口から排出されます。

 

きれいに室内の空気が換気できるということです。

 

高気密になるほど、給気をしっかりしないと、室内が負圧となって、排気能力を発揮できない状態になるので、排気だけではなく給気もしっかり確保する必要があります。

 

建築には、第1種換気、第2種換気、第3種換気と大きく3種類の換気方法があります。

 

更に換気時に室内外の空気を熱交換する換気方法もあり、最適な方法を選定することが重要です。

 

今日は少しまじめに書きました。

 

最後は現場での記念撮影。

 

 

あとで写真を見て気づきましたが、お施主さんも参加してくれてました。笑

 

 

 

 

MAMMA MIA! here we go again

お施主さんのお勧めでマンマミーアを初めて観ました。

 

前作はamazonプライムで観ることができました。

 

ABBAの曲も聴いて、準備万全で現在上映中の続編へ赴きました。

 

お施主さんは、8回泣いたと言っていました。

 

それと奥さんと一緒に行ったほうがいいと言われていたので、誘ったのですがあまり興味がないみたいだったので、一人で観ることに。

 

映画館に行くまでは、8回も泣くか~?と思い、期待しすぎるとかえって冷静に観てしまうかもしれないので、あくまで平常心で観ることを心掛けました。

 

ちなみに前作では、1回も泣きませんでした。。。

 

映画館について、リラックスするためにビールを頼もうと売店へ行くと、「ビールの販売時間は終わりました。」と。。。

 

なんでやねん、まだ21時やで?って思いながら、しかたなくそんなに飲みたくもないジンジャーエールを購入。

 

レイトショーでスクリーンに3組しかいなかったので、上映前も物凄く静かです。

 

いろんな心配をしていましたが、始まってすぐに、非日常な音響と映像の美しさに引き込まれました。

 

1回、2回、3回と泣いた回数を数えていました。。。

 

でも終盤に近づいてくると、ほぼ泣きっぱなしだったので、正確に何回泣いたか分かりませんが、5回~8回としときましょう。

 

久々に映画でやばいくらい泣きました。

 

泣いて声が出そうになるのをこらえるに必死でした。

 

こんな状態を晒したくないので、結果として嫁さんと一緒に行かなくてよかったと思いました。

 

泣き顔を平常に戻すために、なかなか終わっても席を立つことができませんでした。

 

エンドロールが終わると照明が点くのでそれまでになんとか戻さないと。。。

 

男ひとり泣き顔で出てきたら寒いですよね。

 

大袈裟ではなく、ここ数年で一番良かったです。

 

過去と現在の場面構成切り替えの自然さ、美しい配色の映像、音楽の全体構成のバランス、キャスティング、どれも申し分なく、ストーリーで心揺さぶられるというより、これら全ての要素が合わさって感動する、とても素晴らしい映画です。

 

映画館で観ることをお勧めします!

 

 

 

 

カテゴリー : pickup | 映画

投 稿 日 : 2018年8月31日