ゴミの日の朝は、息子と一緒にゴミを出しに行くのが習慣になっていて、
なんでも興味のある2歳の子供は、決まった場所へ行くのにいろんな寄り道をして、
すぐ近くにゴミを出すだけなのに、毎回15分くらいはかかります。
夜の帰りが遅い私にとっては、仕事前のそんな時間がとても大切なのです。
今日もいつものように寄り道が始まり、大人が並んで歩けないような細い路地へ入って行きました。
すると、その路地沿いのお家から、お婆さんが路地の先に出てきて、息子にやさしく挨拶してくれました。
息子にとって想定外な状況なので、駆け足も止まり路地の少し先にいるお婆さんをじっと見つめていました。
「お花いる?」「もしいるなら帰りもここ通ってね。」とお婆さんがやさしく話してくれました。
帰りもその路地を通って、お婆さんのお家の前で、「おはなちょーだい。」と息子が呼びかけ、
お婆さんが出きてくれました。
「何色がいい?赤?青?」
息子が「あかー。」と応えて、
お婆さんのお家とは路地を挟んで反対にある菜園、
その隅に咲くアジサイを3房いただきました。
< その時の息子のようす ジブリ風 >
< そしてその時の私の様子 ジブリ風 >
いつもと同じ朝に子供は変化を与えてくれます。
素晴らしい朝へと変えてくれます。
大きく衝撃的な事ではないけれど、こんな小さな何気ない幸せな出来事を
いつまでも大切にしてほしいし、大切にしたいと思いました。