Category Archives: 新築物件

姫路市にて平屋上棟

昨日、姫路市にて住宅が上棟しました。
肌寒い気温でしたが、空は真っ青な快晴で、絶好の上棟日和。

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広い敷地に、どっしりとした切妻屋根の平屋が姿を現しました。
このどっしり感、まさに平屋という佇まい。

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佇まいという言葉が似合う佇まい。
外観とかフォルムとかではなく佇まい。
毒舌な工事責任者の口からも佇まいという言葉が出てしまうほどの佇まい。

年月を重ねるごとに落ち着きが増して、より重厚な姿へ変化していく様を感じとれるようでした。
仕上がりが非常に楽しみです。

お施主様おめでとうございました。
大工さんお疲れさまでした。これからも宜しくお願いします。
毒舌な工事責任者さん、今日のように今後もあまり毒はかないでね☆

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カテゴリー : 新築物件

投 稿 日 : 2014年11月14日

姫路市の住宅イメージパース

姫路市で工事中の住宅のイメージパースです。

玄関パース

このお家の空間はおもしろい構成になっています。

玄関なのか廊下なのか?という空間。
2階なのかロフトなのか?という空間。
ここが主寝室!?という空間。
この階段はっ!?

経年によりフレキシブルに生活を変化できるように。
そして居心地のよい絶対的な空間をと思い設計しました。

工事の難易度も高いです。

そんな難易度の高い工事をこなす人はあの人。
当ブログに何度も登場してくれています。
本物件に関するブログにも登場してくれると思います。

まだ基礎工事中という段階ですが、
楽しみでなりません。
これから進捗ごとに少しずつ紹介していこうと思います。

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投 稿 日 : 2014年10月28日

スケッチパースで打ち合わせ

設計打ち合わせでお施主さんと最も意思疎通をしやすい資料は、
建物を3次元で表現するパースではないでしょうか。

建築図面は2次元で表現しますが、やはり見慣れていないと
その内容を理解することは困難です。

我々は平面図だけでもおおよその立体的な空間を見ることができます。
それに断面図や展開図などを加えて全ての要素を明確にしていきます。

最近ではCGで表現することも安易になりましたが、
シンプルでメリハリがある空間ではそれもいいかもしれません。
仕上がりきらさない空間の場合はCGでは表現が難しいです。

この物件のご要望は、仕上がらないように仕上げるというもの。
あくまでイメージを言葉にしたようなものですが、とても難しい。。。

手描きのパースで、こんな感じこんな感じと話をしながら、
最終的に図面で表現するのがいいかな?と考えています。

ダイニングイメージスケッチ(カラー)

ラフなパースとはいえ、なかなか時間がかかるので、
タフな作業でございます。

最近では年のせいか、鉛筆を持つ手が震えることがあります。
昔はフリーハンドで真っ直ぐの線をそれなりに長く描けたのですが、
途中で手先の力のバランスが崩れるような感覚があります。
定規を使わないと辛くなりました。。。
あと目もすぐに疲れます。
まさに満身創痍!
パースを描くたびに生命エネルギーを大きく燃焼させているようです。

そしてそのエネルギーを補うように、
毎週「やすとものどこいこ!?」を観ています。

スケッチパース→やすとも→打ち合わせ→スケッチ・・・・
この物件に対する「やすとも」の影響は多大なものです。

新築されたら毎週家族全員で「やすとものどこいこ!?」観てください。

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投 稿 日 : 2014年10月20日

豊岡市デイサービス上棟

先週、豊岡市で工事中の木造平屋建てのデイサービスが上棟しました。

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基礎の配筋検査のときも大きいと思いましたが、
軸組みが組み上がると、更に大きいといった感じです。

平屋ならではの空間質量を感じます。
機能訓練スペースとカフェスペースの天井は屋根勾配なりの
勾配天井となり、最も高い所では2階建てほどの高さです。

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天井の高さというものは、空間を構成する上で非常に大切な要素で、
ただ高ければよいというものではないと思っています。

高いなりの意味が必要です。
このデイサービスでは、南側からの日射を取り込むために、
天井を勾配天井とし、南面のハイサイドから光を大空間へ導きます。

また天井までの間に水平梁を設け空間を分断することで、
高さへの認識をある程度低くなるよう抑えています。

誰でも理解できることですが、
天井が高い、室内が広いということは、その中に居る人の周りの空間容積が大きくなります。
より広く、より高くとした方がよいように思

われるかもしれませんが、
かえって落ち着かない、気が散る、不安など人によってはマイナスな要因となる場合もあります。

今回のデイサービスの空間では、天井の高さが少し心配でした。
前文に書いたように水平梁がうまく空間認識としての高さを抑えている
おかげで、いい具合になったと安心しました。

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そんなこんなでよい上棟となりました。

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投 稿 日 : 2014年10月20日