夏季休暇の締めは家族で福岡県の博多へ。
前から楽しみにしていた、「恐竜に会える夏」という舞台を観覧しに行きました。
近場の大阪でも公演があったのですが、どうせ観るなら旅行がてらにとの思いでした。
博多に来たのは約12年ぶりです。
まだぎりぎり20代の頃でしたね。
一回り歳をとってずいぶんと周りも変わりました。
恐竜が神秘的なものから、今ではエンターテイメントの一部となっているように感じます。
子供の頃は、図鑑や絵本や博物館で見て、それ以外の多くのものを想像で補っていました。
今では、映画でもTVでもテーマパークでも舞台公演でも、リアルな恐竜を見ることができる。
想像でものごとを創造する時代ではなくなってきたのかなと考えさせられます。
明らかに自分が子供の頃や若い頃と変わっているのだと、恐竜というものの表現だけでも大いに実感します。
しかし、それは悲観することではなく、想像力を更に上へ持ち上げないといけないことだと分かります。
そういった意味で、自分の恐竜というものに純粋に向き合った感覚がシンプルに時代の流れを教えてくれる。
恐竜がこんな形で時代を超えて、現代の流れの尺度になるとは思いもしないことでしょう。
とてもよい夏季休暇でした。
さて、新たな想像力で取り組みましょう。