Category Archives: コンペ

太陽のイラストコンテスト

今日、家に帰ってポストを見ると、ピザのチラシ、水道トラブル解決のチラシ(一番頻度良く入っています)、廃品回収のチラシ、県民共済のパンフレット、家具コンペの受け付け通知、
そして、東京ビッグサイトで行われるエコプダクツ2009の封筒が入っていました。
はじめは、エコプロダクツ2009という言葉にピンときませんでした。
ポストからマンションの階段を上がって家に着くまでの間に封筒を眺めて考えていると、
「あっ!太陽か。」と思い出しました。
太陽のイラストコンテストです
少し前に応募していました。
毎日、目にする太陽をイラストとして表現するというコンペです。
暖かい、明るい、眩しい、暑い、日の出、日食、日焼け、光合成、赤、オレンジ、黄色、日の丸、炎、太陽光発電、太陽系、宇宙、コロナ、黒点、フレア、地動説、アポロン・・・・etc
太陽に関して連想すると、いくらでも出てきます。
しかし、結構すぐにコンセプトは決まりました。
「生命の誕生」にしました。
太陽イラストコンテスト1
わたしたちは太陽のぬくもりや、明るさに守られて生活しています。
生命が生まれてくる様子、そしてそれは、暖かく幸せなことであるということを表現しました。
パステルで仕上げました。
パステルのふわっとした暖かさが丁度いいです。
太陽イラストコンテスト2
そうそう封筒の中身は・・・、
入賞(1次選考通過)でした
とりあえず、300人/1021人に選ばれました。
ヤッター
12/10(木)、11(金)、12(土)東京ビッグサイトで日本最大級の環境展示会エコプロダクツ2009が開催されます。
そこで、わたしのイラストも展示してもらえるみたいです。ヤッター
残念ながら、わたしは仕事で行くことができませんが、もしみなさん機会があれば行ってみてはどうでしょうか
他にもいろんな展示があるようですよ。http://eco-pro.com/eco2009/


太陽ついでに、2011年から宇宙旅行ができるというニュースが出ていました。
お一人2時間半1800万円だそうです。
すでに300人が購入しているそうです。
こちらも、機会があれば行ってみてはどうでしょう
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カテゴリー : コンペ

投 稿 日 : 2009年12月9日

京都 北山丸太 Folly Design Competition

パソコンのデータを整理していたら、なつかしいものが出てきました。
京都で建築を勉強していたときに、友達マッキーと2人で参加したコンペのデータでした。
コンペの内容は北山杉を使って、城南宮という神社の一角に休憩する場所(Folly)を建てるというものでした。
最優秀に選ばれると、実際にそこに建築できるという、学生にとってとても魅力的なコンペでした。
2人で必死に考えて、木蓮(もくれん)というものを思いつきました。
以下もくれんの説明(実際のコンペで書いたものです・・・。)


池の畔に咲く蓮の花を北山杉によって表現した、もくれんという名の作品を提案する。
もくれんは、北山杉の線材による曲線の骨組と、面材による羽根板で構成され、人が自然に対してより親しみを感じられる空間を目的としている。
設計内容としては、骨組みの格子と羽根板の隙間によって、もくれんの内と外との境界線を緩やかなものとし、周囲の池や庭の、変化に富む季節の移ろいを柔軟に受け止められるよう意図している。
また、もくれんの内部では、骨組みの格子を抜ける風と、羽根板の隙間からの木漏れ日に包まれ、北山杉とともに自然の恩恵を共有する空間になっている。
城南宮では、曲水の宴をはじめとする年中行事が行われているが、もくれんがその行事の中でも、人と自然・人と人を結ぶことの手助けとなることを期待している。
もくれん14
もくれん13
もくれん12


それで出来た模型がこれです
2人で何日も徹夜して苦労して造ったのを覚えています。
もくれん4
もくれん5
もくれん7
もくれん8
もくれん6
残念ながら賞は逃しましたが、その後落胆している時に京都のローカル番組で、番組の終わりにこの模型がアップでフェイドアウトしていって、番組を締めくくりました。
「番組のトリを努めるぐらいやったら、最優秀やろ
と2人で吼えていましたね・・・。
まぁまぁ今冷静に見てみると、この形状やったら別に北山杉じゃなくてもええやんと思います。。。
でも苦労して2人で協力して造ったこの造形は、とても好きです。
努力すると、どんな形であれ納得のいくものに行き着きます。
それよりも協力して造ったから、より愛せるのでしょう。
施主と工務店もしくは設計士もこの関係が理想ですね。
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カテゴリー : コンペ

投 稿 日 : 2009年10月22日

G5ball 3

またまた前回の続きです。
最終選考の場所は、東京・遠藤照明青山ショールーム。
数多くの声援を背に受けて、箱詰めされたG5ボールと、友達と共に夜行バスで東京に向かうことになりました。
始めは一人で行くつもりでしたが、手伝ってくれた友達も一緒に行くというので、自分が乗る三宮からの夜行バスの便を教えました。
が、何を間違えたのか、友達は大阪発の違うバスを予約していました・・・。
しかも、そのバスの出発時間に間に合わないという、ありえない事態に陥っていました。「でたっ!」って感じでした。
前にも友人の結婚式に間に合わないと言って、一人でテンパっている姿を目にしたことがあります。
バス会社に電話をして、なんとか交渉している姿を見ると、またまた最終選考も怪しい空気が漂ってきました。
空気を澱ませるのが得意な彼には、本当に頭が下がります。
結局、JRで先回りして。途中の京都駅から乗ったみたいです・・・。
なんとか東京で再び落ち合った、ボクたちは朝食を摂り、青山ショールームを目指しました。
そして近くの公園で、G5ボールにオメカシをすることになりました。
散髪と、水やりと、日光浴です。
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「さあ行こう!」いざ、決戦の場へ!!そんな気持ちで会場入りしました。
もうすでに多くの作品が展示されていました。周りの作品はどれも完成度が高く、インテリアショップに置いてあるようなものばかりです。
G5ボールが不憫に思えました・・・。この洗練された家具たちにイジメられそうで・・・。
でも、我が子ならなんとか頑張ってくれると、信じて会場に展示しました。
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周りからは奇妙に見えるらしく、素晴らしいというよりも、興味という意味で皆さん見られていたように思います。
そうしているうちに、審査員への公開プレゼンテーションが始まりました。
ようやくボクの所に回って来られました。
かなり緊張しました。緊張のあまり伝えたいことの半分も伝えられずに・・・。「ごめん、G5ボール・・・。」
「燃えたよ・・・真っ白に・・・燃え尽きた・・・真っ白な灰に・・・。」
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・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・
それから、結構待ち時間があり、とうとう審査発表の時がきました。
各審査員の方々が総評を述べて行きます。その全てがG5ボールのことを言っているように聞こえました。
後で聞くと友達もそう聞こえたそうです。
特別賞(図書カード3000円)、奨励賞(10万円)、優秀賞(50万円)、最優秀賞(ひゃく万円)この順番で発表されます。
なんとか10万円は欲しい・・・。でないと大赤字です。いあやっぱりせっかく東京に来たし、豪遊したい、ひゃく万円欲しい・・・。
どんどんと欲が深まっていきます。
ついに発表の時がきました。
まずは特別賞です。
名前が呼ばれていきます。
「○○○○くん、おめでとう。」
「○○○さん、おめでとう。」
・・・
・・・・
・・・・・
「G5ボール、おめでとう。」
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呼ばれました・・・。
大赤字です・・・。
図書カード3000円です・・・。
この瞬間、東京での煌びやかな夜はなくなりました。
それと同時に駆け抜けた夏も終わりました・・・。
でも、他の作品はとても素晴らしいものばかりだったので、心から賞賛できました。
正直、賞とかお金よりも、どれだけ情熱を注いで時間を費やしたかの方が、はるかに価値がありました。
「最高に気持ちよかったです。」北島康介選手の気持ちが少し分かりました。
最優秀なら、どうなっていただろう?
モノ造りはやっぱり素晴らしいです。
そこに掛けた時間や、携わった人の数、なによりも情熱に比例してどんどん感動が大きくなります。
「感動=時間×人数×情熱」です!!!
病んでいる友達をはじめ、協力してくれた皆さん、ありがとうございました。

カテゴリー : コンペ

投 稿 日 : 2009年6月11日

G5ball 2

前回の続き・・・
何に芝生を巻きつけてボールにするのか・・・。
プラスチック樹脂は高価なので、発砲スチロールを使用することになりました。
東急ハンズに発砲スチロールの塊40cm角を買いに行き、それを球体に削り出すことにしました。
やはり、芝生を土の状態で丸く発砲スチロールに巻きつけるのは困難なので、人工土壌マットを使用することになりました。
人工土壌マットはグロダン社(デンマーク)のロックウール(石綿)を使うことにしました。石綿の安全性も保証されたものです。
人工土壌マットも最初は本当に芽が出てくるのか不安でしたが、実験の結果見事に芽が出て芝が育ちました。
目分量で発砲スチロールを削りながら、少し離れて形を確認して、また少し削って・・・だんだん丸くなっていきます。
友達もその傍らで、人工土壌マットに芝の種を仕込んでいました。
すごい量なので、友達はかなり病んだ感じで種を仕込んでました。
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植物の種をそんな感じで仕込んでいるのを見ると、芽が出そうにないように思えて不安なほどでした。
何かに取り付かれたように種を植えていました・・・。
そんな感じで作業は夜暗くなるまで続き、ようやく完成!!!


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<芝の種1キロと、人工土壌マットと、発砲スチロール球>
後は芝が覆い茂って、発砲スチロールの球に巻きつけるだけです。
芝を栽培し始めて5日目、人工土壌マットから芽が吹き出しました!!
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それと同時に病んだ友達にも変化が表れました。
作業のように毎日水やりしていた彼が、だんだんと母親のようになっていったのです。
これには驚きでした。生命は生命を助けるということが実証された瞬間でした。
彼が「ナメクジは植物に悪いからな~。」と言いながら取り除いている姿を見ると、熱いものが込み上げてきます。
「そう、今その取り除かれているナメクジが前の君だったんだよ・・・。」と、そんなことを思いながら(笑)。
しかし、もう時間がありません。それなのに、芽が思いのほか成長しません。
友達が叫びました!「ドーピングや!ドーピングしかない!!」
ドーピングとは、植物の栄養剤のことです。
「いや~それを使って、もし刺激が強すぎて枯れてしまったら、もう間にあわへんやん・・・。」
と、ネガティブなボクに対して、いつの間にかポジティブになった彼が、言いました。
「その時はその時や!!」・・・典型的なポジティブマンの言葉です・・・。
その結果・・・みごとに成功!!
芝生が爆発的に成長しました!!!
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あとは発砲スチロールの球に巻きつけるだけ・・・
苦労しながらようやく完成しましたドラゴンボール!いや、G5ボール!!!
















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通りすがりの人の目を奪うこの美しさ!!
後は最終決戦を待つだけです!
次回、最終決戦ドラゴンボール!いや、G5ボール!!です。

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投 稿 日 : 2009年6月10日