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天井に夢をみる

普段あまり見上げることのない天井。

もし天井が常に見上げるものであればどうだろうか?
真っ白なクロスで平に仕上げるだろうか?

とは言っても、壁と違い天井は重力の影響を強く受けるので、なんでも簡単に造形ができるわけではない。

しかし、その造形を必要とし、優秀な職人さんたちが集まれば可能性は大きく広がるのであります。

この写真はそれを実現するために、職人さん更には監督さんも加わって、天井の下地を組み立てているところです。

天井に夢をみる

天井でこのような仕上げとするのは、幾多の仕事をこなしてきた職人さんたちも始めてで、試行錯誤を繰り返しようやく、ひとつの方法に辿り着きました。

全てはこのお家の住人のため、必要性を理解してくれてるから、このような難しい仕事を引き受けくれています。

こんな無茶な注文に力を注いでくれている現場の皆さんに感謝です。
そして、私はもちろん仕上がりを皆が楽しみにしています。

住宅に必要な基本性能は当然確保しているとして、
人の感性に訴えることこそ、もの造りに最も必要なことであると思います。

天井に夢をみる

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投 稿 日 : 2013年2月24日

奇跡の家

良い感じに仕上がってきました。

奇跡の家

奇跡の家

大袈裟かもしれませんが、このお家で奇跡が起こることを
信じています。

いや奇跡ではないかな?
必然かもしれません。

人間の本能に、直接訴えかけるお家になればと思います。

そして見上げる天井はこんな感じに。。。

奇跡の家

ちょっとコワいスケッチになってしまいました。。。
でも実際は、かなり優しく美しくなる予定です。

楽しみが強いですが、試行錯誤の念もあります。
「明日はもっと良いものを作ろう。」

ガウディの言葉を思いだすのでした。

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投 稿 日 : 2013年2月8日

細長い敷地の細長い家の細長い模型

今日は半日模型造りでした。

細長い間口4mちょっとの敷地に、そんな建物が建ち、
それはどんな空間となるのか?

細長い敷地の細長い家の細長い模型

細長いだけに図面だけでは、お客さんは空間を把握しにくいだろうと思い簡単な模型を造りました。

細長い敷地の細長い家の細長い模型

スキップフロアでゾーン分けして、それらを中央の階段で繋ぎます。
その階段の真上にはトップライトを設け、1階まで光を導くようにしています。

細長い土地の両隣りには、境界いっぱいまで建物が建っています。
建物に光を取り込む場所は限られていますが、
その限られた条件で最大限に心地良い光を取り込めるように考えています。

1階ホールには階段の間の吹き抜けを通って3階から光が落ちてきます。
ただ明るくするよりも、しっとりとした海底に落ちる光のイメージです。

ラフ模型とはいえ、久々の作業で疲れました。。。
今思えば、昼ごはん食べてませんでした。。。

細長い敷地の細長い家の細長い模型

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投 稿 日 : 2013年2月8日

住宅介護用ベッド体験

今日は、住宅介護用ベッド等をメーカーまで実際に見に行きました。

住宅介護用ベッド体験
<PARAMOUNT BED 楽匠Sシリーズ>

さまざまな介護用品がありますが、なかなか自分で使用する機会がありませんでしたので、
今日は良い体験ができたと思います。

病院等で何度も、いろんな機種を見てきましたが、
実際に自分が介護される側になって使用することはとても重要です。

介護される側のどのあたりに負荷がかかるのか?
どのような姿勢が楽か?
すごくよく分かるからです。

ベッドに敷くマットも様々で、エアマット(空気の量で姿勢を変えられるマット)や、
お尻の部分に水が入った形状で体重負荷を軽減できるもの、
マットの硬さなども様々です。

微妙な違いのものもありますが、介護される側の状態を想定して選ぶことが重要です。
例えば床ずれする可能性がある場合は、エアマットの使用を考慮したり、
硬めのマットのほうが寝返りしやすかったり、
いろんな選定のポイントがあります。

体のラインに沿って沈むようなマットは、健常者には気持ちよくても、
寝返りするには力が分散してしまい寝返りし辛いため、要介護者には向いていない場合もあります。

このような用途を兼ね備えた住宅の場合、介護用のベッドやリフトの設置など、
住空間の創造も重要ですが、
こういった介護者の視点を住宅に盛り込むことが最も重要だと感じます。

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投 稿 日 : 2013年2月8日