外構工事です。
当初の計画では、建物横のウッドデッキスペース隠すためにのっぺらな目隠し塀を立てる計画でした。
しかし、お施主さんからその塀を通してやっぱり光と風を取り込みたいという要望をいただきました。
更には、塀の高さを極力下げたいということになりました。
光と風が通る=目隠しにならない。。。
低い=目隠しにならない。。。
さあどうしましょう。。。
かなりの数の塀を考えましたが、、
どれもデザイン重視で意味を持たないものばかり。
まいったな。。。と思いながら、もう一度お施主さんについて考えてみました。
植物を育てるのが好きな方だなぁ~。
植物か~。。。
塀の形状は保ちつつ、植栽でやんわり目隠ししてはどうだろうか。
そう思いようやくデザインがまとまりました。
塀の部分は低いけど、目隠しが必要な場合は、それに合った植栽にする。
建物の開口のリズムとこの塀の段差のリズムが同調して、馴染んでくれるのではないかとも思います。
室内からも、こっそりと植栽が見えて心が落ち着くかもしれません。
さて、お施主さんに提案です。
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採用いただきました!
たいへん気にいられた様子で、ようやく肩の荷が降りました。
やはりデザインには必要性がないと駄目だということです。
その必要性は自然なほどいい。
この2日間、頭の隅で塀のことばかり考えていました。
塀。。。なかなか手強いです。