現段階でかなりの手間が掛かっています。
職人さんたちは中途半端な姿勢で、ほぼ丸一日天井に向かって作業をしています。
私も一部手伝わせてもらいましたが、結構過酷です。。。
とても辛い作業です。
従来の住宅の天井工事なら、数日前に終わっていたでしょう。
しかしこの住宅は、仕上げどころか、未だ下地の作業です。
それでも、ひとりの左官職人さんは、こう言ったのです。
「この天井、ほんまに奇跡起こせるんちゃうか?」
家のつくり手が皆、仕上がりに期待を持って、取り組んでくれています。
そして住人のことをよく思ってしてくれていることが伝わってきます。
住宅を一棟建てるのに、多くの人間が携わります。
建築は最も身近にある中で、最高のものづくりであると思います。
だからこそより多くの情熱を結集し、
より最高のものを造りあげなければならないと思います。
この天井で奇跡を起こせるのか。。。
ある左官職人さんの五十肩がこの天井作業中に治りました。
まずは小さな奇跡からということで。。。