5年ぶりバルセロナ

約5年ぶりにバルセロナへ来ました!
5年ぶりのバルセロナ
5年前は西洋建築の勉強のために。
今回はバルセロナに住む友人がカフェを現地で開業するので、
少し前から、現地に住む日本人建築家の方と協力してデザイン提案を行ってきました。
現地に住む日本人建築家の方については、ブログ掲載のOKがもらえれば
改めて書きますが、友人とその方と実際に現地で打ち合わせをするためにバルセロナに来ることになったわけです。
最近はスカイプなど、現地に居なくても打ち合わせができる便利な時代になりましたが、
デザインの提案をする以上、実際に現地も見ないでするということは、ただ漫画を描いているというだけにしかならないと思います。
店舗の改修ということで、決まった大きさの空間は既にそこに与えられていますが、
そこに訪れる人の感覚は、その人たちのものであるのです。
日本での仕事が忙しいので、バルセロナに行くことの決断を迷いましたが、
友人もしくはお施主さんに相談されて、イメージだけの提案で後々「よかったね。」などとは
建築の仕事を本気でしている人なら言えないのではないのでしょうか。
現地での職人さんや材料の手配、デザイン提案に至るまで、現地に滞在している某日本人建築家の方が
親身に協力してくださっているということもあり、私自身も依頼された以上、中途半端なことではいけないのです。
ということで、
バルセロナ時間の夜23時頃にようやく友人宅に到着しました。
住まいはサグラダ・ファミリアのすぐ近所です。
5年前もバルセロナに着いて真っ先に訪れたのが、このサグラダ・ファミリアでした。
夜中でしたが、5年前に初めて見たときよりも、今回のほうが、
幾分大きく、尊厳たるものに見えました。
それは工事が進んでいるからということではなく、自分自身の意識の問題なのかもしれません。
5年ぶりのバルセロナ
ガウディに憧れて勉強しに来たときよりは、少しは私自身も大きくなれているのかもしれません。
自身が成長し、見える範囲が大きくなると、対象のものも大きくなるということです。
自身の成長とは自分では分かりにくいものですが、対象とするものの見え方の違いで認識できることは
大いにあると思います。
上の役職となり、今までの先輩や上司が言っていたことが少し分かってきたような気がするというのも、
同時に上司という対象が大きく見える瞬間なのだと思います。
明日、現地にて打ち合わせを行う予定です。
今日はひとりテンションが上がり過ぎて、現在午前3時半となっても眠たくなりません。。。
友人は先に眠りについてしまいました。
バルコニーからサグラダ・ファミリアをもう一度拝んでから眠りにつきます。
Buenas noches.
Hasta luego.
5年ぶりのバルセロナ
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カテゴリー : 新築物件

投 稿 日 : 2012年5月8日