エジプトは魅力的なものがたくさんあります。
先に紹介した古代遺跡もそうですが、現在にも興味深いものが点在しています。
言わずとも食事はどこの国でも特色があり、他国へ訪れたときの楽しみのひとつです。
観光客向けのレストランではなく、大衆的な食堂へ行くとそれがよく分かります。
コシャリ。
レンズ豆、米、ひよこ豆、マカロニを独特なトマトソースと絡めて食べる、リーズナブルな料理です。
エジプト滞在の後半には毎食これしか食べてなかったような・・・。
日本の吉野家と互角です。
町中を走るバス。。。
トヨタのハイエースです。
片側スライドドアなので、乗り降りがし辛いです。
お金は運転手に手を伸ばして支払います。
ツタンカーメンのカンペン。
写真は撮っていませんが、家に大事に置いてあります。
ルクソールの文具屋さんで見つけて、とてつもなく欲しくなったので、値交渉をしたが値段がほとんど下がらなかった高級品。
後に知ることになりましたが、水木しげるさんも愛用していたようです。
他にも水タバコや、パピルス、ヒエログリフなど興味深いものがありますが、
一番はなんといっても人間です。
お金をもらおうと近寄ってくる人もいますが、興味本位で近寄ってくる人もいます。
その見分けは難しいのですが、ルクソールではこんな子供がいました。
大衆レストランで食事をしていると、その店の店主の子供か知り合いか分かりませんでしたが、小学生低学年くらいの子供がウロチョロしていまいた。
そうするうちに隣の席に座って、英語で話掛けてきました。
学校で英語の勉強をしているらしく、それを試したかったのでしょう。
私は英語が苦手ですが、アラビア語よりは優れているので・・・。
すると家に案内するというようなことになり、その子は私の重たい荷物を担いで歩き始めました。
このままどこかに連れて行って、仲間と共謀して私を恐喝するのかもしれないな・・・。
それも一興と思い、そのままついて行きました。
到着すると本当に普通の家で、お母さんもいきなりの来客に驚いて、お茶まで入れてくださって・・・。
そして、家族の写真や自分の部屋、学校の教科書などを見せてくれました。
お母さんは隣の台所で編み物をしていたり、かなりの日常風景。
帰りも大通りまで見送ってくれて、とてもいい子でした。
ただ日本人に興味を持っただけだったんでしょうね。
一人で旅をしていると、初対面の人を疑いがちになってしまいます。
少しでも彼を疑った自分が恥ずかしく、まずは信じることから始めるべきだと思い直した気持ちのいい夜でした。
見ず知らずの外国人を自分の家にまで連れて行くたくましさ。
このたくましさというキーワードがエジプトで一番印象に残ったことかもしれません。
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