環境配慮的な建築

昨日の夜、大阪の福島で「木造、土壁、省エネ性能、版築」についての勉強会がありました。
京都出身の豊田保之さんは土壁と、熱的性能のお話。
現在、神戸で活躍する畑中久美子さんは、版築とドイツのお話。
共通するのは
そして情熱。。。
環境問題が大きく取り上げられ出してから、様々な業界でその対策や、考察が行われています。
建築では、主に省エネルギー性についての条件を備えた制度が増えました。
しかし、これらの基準は義務ではなく、これを満たすように頑張れば補助金などの援助を受けられるというものです。
ヨーロッパではこれらより、厳しい制度でかつ義務化されています。
日本ではまだどのように定めるべきか、定めた後の経済影響を考えている状態なのでしょう。
エネルギーを使わない住宅、すなわち極端にいえば、太陽エネルギーのみで生活をまかなうというような状態。
冬は熱を逃がさず、夏は冷気を逃がさず。。。
究極は冷蔵庫のようなお家???
このことだけを突き詰めれば、建築は工業製品化して建築ではなくなるのでしょう。
今回の、ゲストのお2人のように、を使い、を使い、を使い、そして何より人のことを気遣う建築をもっと追及することで、土地に住まうということに繋がるのだと改めて感じました。
本当にありがとうございました。


話は遡って、この勉強会が始まる1時間ほど前、
予定より早く福島についた私は、時間を合わせるために喫茶店にでも入ろうと思いました。
でも、近くになかなか喫茶店らしきものは見つからず、飲み屋ばかりでした。
そうすると、BARらしき小さなお店がありました。「RED STAR」
店の入口に目をやると、「コーヒー」の文字が・・・。
いや、ウソやろと思いながら、一旦通り過ぎました。
REDSTAR1
「コーヒー」って書いてんねんからコーヒーはあるやろと、自分に言い聞かせて、勇気を出して店に入りました。
「あの、コーヒーを・・・。」
女性店主「はい、ありがとうございます。」
やっぱり、あった・・・。
REDSTAR2
しばらくの間、何故こんな店なのか、店主の前職業の話、出身地の話など、いろんな話を聞かせてもらいました。
こういうお店とても好きです。省エネなど気にせず、ロックに突っ走ってほしいですね。(怒られるかな?)
短時間でロックとソイルを味わえた1日でした。
ありがとうございました。
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カテゴリー : 日本建築

投 稿 日 : 2011年2月25日