サン・ピエトロ大聖堂。
ローマ市内にある、世界最小の独立国家「バチカン市国」にある大聖堂。
世界遺産としても指定されています。
その国土は東京ディズニーランドよりも狭いんです。
しかしこの国の知名度は、東京ディズニーランドなど比べものにならないくらい大きいのです。
<屋上より>
この国はカトリック協会の総本山で、ローマ皇帝(法王)が暮らす場所です。
「サン・ピエトロ」とは聖ペトロのことで、イエス・キリストに従った使途たちのリーダー。
全キリスト教諸教派において聖人とされた、偉大な人物です。
彼のお墓があったとされる場所に、このサン・ピエトロ大聖堂は建てられました。
そのお墓はただの伝承であると思われていましたが、1939年以降の調査で、この聖堂の主祭壇の下の地下墓所を学術的調査を行ったところ、
参拝に訪れた人々の落書きや、願いごとが書かれているのが見つかり、そこには1世紀の人物で紫色の布で包まれた遺骨が埋葬されていたようです。
<左:主祭壇/右:外部回廊>
1949年にペトロの遺骨であるということが発表され、事実であったことが報じられました。
カトリック信者にとっては、はかりしれない衝撃だったのではないでしょうか?
それにしても、流石にスケールの大きな聖堂です。
いろんな聖堂を見てきましたが、抜群の存在感でした。
ついでにその他の大聖堂についても調べていたところ、興味深いものを発見しました。
ドイツのコスモス社の「大聖堂」というボードゲームです。
プレイヤーは建築家になり、有能な職人や資材を集めて、ボード上に大聖堂を建築していくゲームみたいです。
ドイツゲーム賞2007年に堂々の1位を獲得したようです。
(どれだけすごい賞かわかりませんが・・・。)
こういったことからも、西洋文化における大聖堂の重要性が伝わってくるようです。
日本でも「法隆寺」というボードゲームを出してみてはどうでしょうか?
プレイヤーはそれぞれ聖徳太子になり、法隆寺を建立する過程を経て、どのプレイヤーがいちばん聖徳太子らしいかを競うというゲーム。
聖徳太子らしさを競うという面で、ニッチ市場としてそこそこ売れると思うんだけどなぁ~。
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