お盆休みも終わり、今日からお仕事です。
お盆休みと言っても、実質のお休みは2日しかありませんでした。
その休みに国立国際美術館に行ってきました。
前回のブログに書いた束芋さんの展示とは別に、横尾忠則さんのポスターも展示されています。
どちらも濃い内容で、少々疲れましたが、とても良い刺激になりました。
束芋さんの「断面の世代」という題目の映像インスタレーションは、実に興味深いものでした。
集合住宅などを断面で表現し、そこに住む個人と周りとの関係性を表現しています。
同じ建物に共存していながら、特に交わりの薄い現代社会を写し出しているようでした。
情報が多様化されていく中、個の存在も多様化され、より個というものが濃くなり、交わりにくいものになっている現代。
肉体や精神をドロドロに溶かして、全てを混ぜ合わせたなら、完全なる共存を果たせるのかもしれないが、それにより個という存在は無くなってしまう。
昔に考えいたことが、蘇ってきました。
これについては、延々と綴ってしまいそうなので、控えておきます。
結局は、この考えもまた個人的なもので、普遍的ではないということになります・・・。
横尾忠則さんの「全ポスター」展は、個性むき出しの作品ばかり。
兵庫県西脇市に生まれ今も、世界的に活躍するアーティスト。
とても、おもしろくて楽しめました。
束芋さんの展示を見たあとに、
難しいことは考えず、
「うん、これでいいよね。」と納得してしまう、そんな展示です。
全体的に見ると、個について考え、個の素晴らしさを知る。
そんな構成だと思います。
ぜひ時間があれば、足を運んでみてはどうでしょう[emoji:e-3]
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