スペイン、カタルーニャ州タラゴナ県の県都。
現在のカタルーニャ州の州都はバルセロナですが、ローマ帝国の時代にはタラコと呼ばれ、８世紀頃まではヒスパニア・タラコネンシスの州都であった町です。

バルセロナから８０ｋｍほど西にあり、電車で１時間半ぐらいです。
そして、このタラゴナ県にはレウスという町があり、そこでアントニ・ガウディは生まれました。

古代ローマ時代の遺跡や建物が多く残る町ですが、地中海に面した部分ではリゾート的なイメージも受けました。
海から伸びるメインストリートには、スペイン名物Ｃａｓｔｅｌｌｅｒ（人間の塔）の銅像もあります・・・。

日本の組体操の比じゃありませんね。
必死で頑張っている人間の塔の横で、
組体操のサボテンをやってみたいですね。（かなりシュールな表情で。）
海から離れると街並みが少し雑多になります。
カテドラルを中心に、生活観溢れる街並みです。
こういう感じはとても好きです。


日本のように、伝統建築物の横に高層マンションというような辛いことにはなっていなくて、カテドラルを中心にみんなが生活している、集まり感、場所に対する敬意、相互扶助の関係性が伝わってくるようです。
こういう感覚としての空間構成が自然に行われていることは、ヨーロッパの大きな魅力のひとつであると改めて感じました。

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