忙しい
なんか忙しい
忙しい最中、とあるお祝いパーティーがありました。
そこで、京都の開化堂で働いているKちゃんが茶筒をプレゼントしてくれました。
京都「開化堂」は、明治八年創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗です。
この茶筒は金属製。
私が頂いたのは、真鍮と銅の茶筒です。
使うごとに、色が変色していって、徐々に良い風合いになっていきます。
この茶筒は、たしか100工程以上の作業の後に仕上がるということです。
そして、その精度には驚きます。
茶筒の蓋を筒の口元で放すと、すぅ~っと吸い付くように閉まっていきます。
少しでも、大きさが狂うと、蓋が閉まりにくくなったり、スカスカになったりします。
この茶筒で蓋は下に落ちきるまで、約4秒~5秒というところでしょうか。
とにかくゆっくりと自然に閉まります。
素晴らしい職人の技術、感覚です。
Kちゃんと一緒に京都の銘木店に行ったときこと、
銘木店の社長さんが木の良さの説明に乗じて、金属茶筒を遠まわしに批難していたのを聞いて、少しムッとしていたKちゃんを思い出しました。
木には木の、金属には金属の素材の良さがあります。
そして、その物を扱う職人達にも、それぞれの熟練の技があります。
どちらも素晴らしいものです。
前述の、とあるお祝いパーティーについては、後に紹介したいと思います。
★5/22(土)~5/25(火)まで、神戸大丸7FでKちゃんが実演販売しています。
お近くの方はどうぞ、職人の技を見てみてください。
茶筒を購入すると、その場で茶さじに名前を彫ってくれます。
開化堂
9時~18時 日曜・祝日休
〒600-8127
京都市下京区河原町六条東入
TEL:075-351-5788
http://www.kaikado.jp/
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