最近はバタバタして、ぜんぜん時間が足りません・・・。
ブログもぜんぜん書けません。
無理をすれば書けるのかもしれないけど、睡眠時間を削ってまでブログは書けないですね。
ブログも書き出すと、すぐに時間が経ってしまうので、ある程度頭の中で内容を熟成させて、ダーっと書くように心がけています。
それでも書きだすと、あの写真の方が分かりやすいかなとか、いろいろ考えてしまいます・・・。
今日もなんだかんだで、夜の8時・・・。
今日は模型が完成したので、それを梱包してお施主さんに送ります。
とてもかわいいお家になりました。
コロっとしたお家です。
しかし、構造はコロっといかないように、構造計算をして耐震等級3及び耐風等級2をクリアしています。
建築基準法では、数百年に一度発生する地震(東京では震度6から震度7程度)の地震力に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震(東京では震度5強程度)の地震力に対して損傷しない程度の構造とすることが求められています。
この基準が耐震等級1です。
耐震等級3というのはこれの1.5倍の地震力にも耐え得る構造というものです。
耐風等級1とは、極めて稀に(500年に一度程度)発生する暴風による力(建築基準法施行令第87条に定めるものの1.6倍)に対して倒壊,崩壊等せず、稀に(50年に一度程度)発生する暴風による力(同条に定めるもの)に対して損傷を生じない程度の構造でこれが建築基準法の最低限の取り決めです。
耐風等級2とはこの風力の1.2倍に耐え得るというものです。
この耐震等級3、耐風等級2のどちらもが現在法律で設定されている最高の等級です。
かわいいお家ですが、あなどってはいけません。
日本全国の木造の建物で日本耐震グランプリ(T-1)を開催したとしたら、かなりいいところまでいくかもしれません。
しかし、お寺や神社には敵わないでしょう。
現在の建築基準法を剛としたら、伝統工法で建てられた木造の建物は柔。
柔よく剛を制す。
長い間論議され続けている木造建築の課題であります・・・。
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