「マジシャン」-とても興味深い職業です。
それを身近に感じられる場所があります。
明石のとあるBARです。
ふとしたキッカケでこのお店に通うようになりました。
店内は70年代か80年代のアメリカのBARといった感じでしょうか。
主にジャズが流れています・・・。
ここのマスターのHさんのマジックを初めて見たときには、衝撃を受けました。
普段見慣れた手品のようなたぐいではなく、商売としてショーとしてのマジック。
何かタネがあるとか、そういう問題ではなく、凄まじいまでの技術と話術からなる幻想の世界といった感じです。
もしタネを知っていたとしても、彼の手さばきを見るだけで、芸術を感じることができます。
ある時マスターHに言いました。
「絶対できませんよ、不器用ではないけど、そこまで器用じゃないんで・・・。」
するとマスターHは、
「器用とかじゃなくてね、話術とメンタルが強ければできますよ。」と言います。
確かにマスターHは絶対にビビッたりしないと思います。
そういう種類の人です。
しかし、腰がかなり低いんです。
たまにとても嬉しいことを言ってくれますが、どこまでが本当で、どこまでがウソなのでしょう
嬉しいことを言われると、つい足を運んでしまいます・・・。
これもマジックなのでしょうか
ボクがアホなのでしょうか
ゆくゆくは、マンハッタンでマジシャンとして永住するそうです。
将来のスターと今のうちに写真を撮っておきましょう。
もしかすると、将来ハリウッドスターとお近づきになれるかもしれません。
そして、スタローンと仲良くなって、、
スタローンの家を設計して、
家に招待されて、
「君、ロッキーの続編をやってみないか」
「いや~でもボク俳優の経験ないんで・・・。」
「Hearts on fire ハートに炎をたぎらせろ そしたらできる」
「はいっ ボクやります」
という流れで、ハリウッドデビュー・・・するかもね・・・。