バルセロナで一番通ったお店は、H3(アチェトレス)という遅くまでやってるBAR。
ここで毎週月曜日の深夜に、男会という冴えない会が開催されていました。
バルセロナで出会った日本人男子3人による、スペインの文化と、日本の文化の違いについて、かなり日本人びいきな、とてもネガティブな会合です。
メンバーは日本食料理人(バルセロナの店で働いていました)のS君と、自分の進む道を模索中のT君、それと建築大好きな私。
↑日本食料理人S君
↑シャンパンの蓋を音を鳴らさず開ける、謎の女性店員と私とT君
日本に帰る直前に一緒に記念撮影しようとして「もっと若い子がいるでしょ」と断られてるところを撮影(結局記念撮影?)
こんな郷に入っては郷に従えない3人・・・。
でもこうやって話合ってるうちに、いろんな見方ができるようになりました。
例えばこういう感じです。
このお店でもいきなり客同士の口論が始まり、表に出て、野次馬のリーダーがレフェリーをするという、かなり段取りのいい運びで、殴り合いが始まりました。
ハッキリと言葉は分かりませんでしたが、「表に出ろっ!」までは日本と一緒でしょう。
表に出た一人は上半身ハダカ、やるき満々です。(冬です。)
結果はハダカの負け・・・。アスファルトの上で血まみれで仰向けになり、悔しそうに地面を叩いていました。最後はアスファルトに投げ倒された瞬間レフェリーストップです。
このレフェリーは大分場数をこなしているのか、完璧に間に割って入って両腕を交差させていました。最高のジャッジです。
一番驚いたのは、5M程先に警官がいて、この様子を一通り見てから何も言わず去って行ったことです。
スペインでは珍しいことではないようです。
人を傷つけることは良いとは思いませんが、全てを出し尽くすこの精神性には脱帽です。
日本人として侍スピリッツを持ってモノ造り頑張ろうと思いました☆