夏の風物詩といえば、いろんなものがありますね。
海水浴、スイカ、花火、お盆などなど。
我が家では、本格的な夏の訪れを感じさせてくれるのが、カブトムシです。
越冬した幼虫がサナギになり、成虫に羽化すると暑さが増すなという感じです。
今年のカブトムシは、オス8匹、メス12匹でした。
女子率高めだったのですが、オスは皆元気で7月も半ばになると餌場の取り合いで激しく喧嘩しています。
カブトムシの喧嘩を実際に見たことのある人は、ご存知かと思いますが、とにかく凄まじい。
角を使って全身の力で相手を宙に放り投げます。
体長7.5cmほどのカブトムシが、20cmほど投げ飛ばすこともありますので、人間だと4.5mほど投げることになります。
4.5mといえば、乗用車の全長くらいの距離を、助走なしで手足を使わずに頭で突き上げるように相手を飛ばすわけですから、そのパワーの凄まじさが分かります。
力士でも助走なしで頭だけとなれば無理でしょう。
できるとするなら、孫悟空、ケンシロウ、範馬勇次郎といった漫画の世界のキャラクターたちしか思い浮かびません。
そんな漫画の世界の出来事が、身近に夜な夜な起こっているわけです。
これを男のロマンと言わずして何というのでしょう。
男なら、いやっ、オスなら、こんなシーン浮かぶでしょ。
自分ならどう戦うかどこを狙うか?
やっぱり強いものには魅せられるわけです。