朝10時に神奈川県の住宅の1年点検に訪れました。
現地まで片道約4時間、往復8時間。
お施主さん宅での点検は約1時間。
手を加えるところはありましたが、快適に住まわれているようで何よりでした。
しかし関東まで行って、これだけで帰るのは忍びない。
ちょうど昼時、新横浜ラーメン博物館ちょうどいいじゃありませんか。
昭和33年の町並みを再現した地下空間に9軒のラーメン屋さんがあります。
なかなかよくできたエンターテイメント空間。
懐古主義とまでは言いませんが、古き良き時代に思いを馳せることはしばしばあります。
昭和50年代生まれの私にとっては、30年代というのは夢の世界であり、文豪の小説を読んではその世界観を想像し酔いしれるのです。
建築に真摯に向き合う人達は、造られた見せかけの虚像を極端に嫌います。
私もまさにその一人ですが、単体の建築ではなく集合体で構成されて世界観を演出するなら、それは建築ではなくエンターテイメントとしてとらえられるようになります。
いちいち面倒くさいものの見方をすると思われますが、「建築とは」ということを常に考えていると、建物などものの意義を知ろうとしてしまうのです。
俗に言う、職業病というやつです。。。
その空間に納得がいくと。。。
エンターテイメントなら楽しもう!
昼からビール飲もう!
こうなるわけです(笑)
今日は、こんな感じで少しだけ横浜を楽しんで、神戸に帰ってきたのでした。