10/20〜22の3日間で、京阪枚方市駅から枚方公園駅の間で行われる枚方市出身の作家さんによるアートフェスティバルに呼んでいただき、片隅に少しだけ展示させていただきました。
最終日は台風のため中止となりましたが、たいへん有難い機会となりました。
出身地である枚方にこういった形で呼んでいただけるのは、とても嬉しいことです。
建築と芸術の違いというものを長く考えていると同時に、建築と芸術の融合というものも同時に考えています。
私の思うその最高となるものは、ガウディ建築です。
建築構成の一端を担うとともに、その空間に溶け込み、空間と同調する意思を与えるものが、私の考える「建築×芸術」です。
建築の一部を担わないのであるなら、それは建築とは切り離された芸術作品であり、別の世界観をもつものとなります。
そして空間と同調しない意思を持つものは、単なる建築の装飾物となります。
その高みを目指そうと苦悩し続けているわけですが、このような機会に芸術家さんと交流するということは、非常に重要で刺激を受けます。
雨の中、そういった方々が生き生きとしていたのが、とても印象的でした。
ものつくりは、楽しまないといけないという作家の方の言葉に共感しました。
私も常々そのように思い、依頼していただいている方々よりも楽しまない、またはそのような提案をしなくてはならないと考えています。
今日も事務所でそう思いながらプランしていますが、苦悩が多いです。
楽観的に案が生まれてくるなら楽しくてたまらないでしょうが、現実はなかなかそう簡単に生まれてきません(笑)
最後に
この度お声掛けいただきました塩熊商店さん、本当にありがとうございました。