いままで模型をいくつ作ってきたか数えられないけど、模型というものは私たちの言葉以上に、建物のことを多く語ってくれます。
図面を見ていただいて、我々が緻密に説明するより、模型を見ていただくだけで、多くの情報を理解してもらえます。
お客様へのプレゼンテーションでは、まず模型で説明して、図面を見ながら事実確認を行い、また模型に戻って話をするという流れがほとんどです。
プレゼンテーションでは大活躍で模型様様なのです。
我々も模型を作りながら考えた建築を再確認する楽しさもあります。
そんな模型のですが、模型三昧となると、なかなか大変です。
模型三昧の前にプラン三昧というものもあります。
全てプレゼンテーションが成功すれば、今度は図面三昧というものが待っています。
ここで、三昧って何?とふと思いました。
調べてみると、予想だにしない意味が。。。
サンスクリット語(インド・南アジア・東南アジアで用いられた古代語)のサマーディを漢語で三昧地(さんまぢ)といい、それを略して三昧となったということです。
元々の意味は精神を集中し、惑わない境地に至ることのようです。
この意味からすると、プランの境地、模型の境地、図面の境地に至るということになります。
おおー、と一人で高揚してしまいました。
修行ということで頑張ります。