最近になってようやく漫画カイジの内容を知りました。
ただの賭博マンガかと思っていましたが、心理、戦略、意思、人間の様相を極限の状態で描くマンガであることが分かりハマってしまいました。
絵の描写も独特で、優れた表現力で描かれているのも魅力です。
心模様を効果音として視覚化、聴覚化することも素晴らしいのですが、
何よりナレーションの言い回しが最高です。
復唱して状態を表現することが多いのですが、それがまたシンプルで直接的。
例えば、「懇願!圧倒的懇願!」のように、極限の状態で懇願することを、復唱しながらも2唱目に圧倒的という形容動詞を用いることで、よりその言葉の意味を強調する。
素晴らしい手法です。
明日は、住宅のプレゼンテーションです。
お施主さんの心に響くかどうか、毎度楽しみと不安が入り混じります。
お施主さんから「何!?これは!!建築!圧倒的建築!」という心の声が聞こえるよう挑みます。
模型にカイジ的な自画像とスタッフの顔を盛り込んでみました。
さあ!どうなる明日!?