横浜ドックヤードガーデンにてロマンを感じる

昨日は、神奈川県で住宅の打ち合わせでした。

 

神奈川県は初めて訪れましたので、打ち合わせ後に少しだけ横浜を観光しました。

 

横浜は神戸と似ていると思っていましたが、全く規模が違うことに驚きました。
横浜市の人口は約370万人、神戸市は約155万人です。
横浜市の面積約437㎡、神戸市の面積約552㎡。

 

神戸市よりも面積が小さいのに倍以上の人口なので全く街の規模が違うことも納得です。

 

今回は日帰りでしたので、少しだけの観光です。

 

いろいろ行きたいところがあるのですが、横浜駅からほど近い場所にある
国重要文化財のドックヤードガーデンに行きました。

 

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日本に現存する商船用石造りドックとしてはもっとも古い、「旧横浜船渠第2号ドック」を復元されたものです。
現在はここでいろんなイベントが催されているようです。
そしてドックヤードの中には、いろんなお店が入っていて、とても興味深い活用のされ方でした。

 

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建築物ではありませんが、この石積みの工作物は圧巻です。
駅からこの場所に近づくにつれて人が増えてきたので、みんな観光で行くのかなと思っていました。
地上にはたくさん人がて賑わっていましたが、下まで降りて見ていたのは私含めて5人しかいませんでした。

 

こういう時にすっごいアウェイ感を味わいます。。。
結構ワクワクしていたのに、観光客もあんまり関心ないんや。。。

 

この石積みの技術は明治時代に西洋から学んで、設計されたものだというロマン。
明治29年竣工。スペインではガウディが数々の有名となる建築物を生み出していると同時期に完成したドックです。
私にとってはとても貴重な文化財です。

 

街中でありながら、とてもインスピレーションを受ける場所でした。

 

その近くにある故・丹下健三さん設計の横浜美術館がありましたが、
訪れた時間が遅く中に入ることはできませんでした。
また改めて行こうと思います。

 

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やっぱり関東は観るところが多い、また打ち合わせの合間にちょいちょい観て学ばせてもらいます。

 

 

 

カテゴリー : 日本建築

投 稿 日 : 2016年4月11日