北野坂の本格中華料理のお店「中国菜群青」の内装工事のオンパレード。
まずは、お店のファサードを飾る破砕タイル。
タイル屋さんが、一枚一枚カットして調整してパズルのように張ってくれています。
面積は小さいのですが、手間と時間のかかる作業です。
次は客席のそびえる支柱の塗装工事。
塗装といっても普通の塗料ではありません。
ミダスメタルといって、金属の銅の塗料を使用しています。
このためにはるばるドイツから塗料が届きました。
塗装屋さんが銅研磨しているところです。
そして、客席カウンターの研ぎ出し仕上げ。
左官で仕上げた赤褐色のカウンターをみんなで研磨しています。
みんなで一日中磨き続けて、美しい風合いへと近づけています。
すべて難易度の高い、そして繊細な仕事です。
それぞれの職人さんたちが、難易度の高い仕事に対してプライドと思いを込めて、
このひとつのお店のために仕事している様は、なんとも言えない凄さと心強さを感じます。
スポーツでいうと、ワールドカップのような感じでしょうか。
普段別々に仕事をしているスペシャリストたちが、ひとつの目標に向かって結束し、
その目標を達成する。
そんな素晴らしいお店が完成するまで、もうしばらくです。
お店がオープンしたら、本格中華料理を楽しむとともに、こういった内装も楽しんでください。