今回の年末年始休暇は短かったですが、
それなりにゆっくり家族で過ごすことができました。
最終日は朝からumieにいましたが、たまたまその時目に入った張り紙に誘われて
そのままポートアイランド神戸国際展示場の神戸大恐竜博に行ってきました。
会場は家族連れで賑わっていました。
子供たちが恐竜のロボットに興味津々でした。
そんな中、嫁さんがあることに気づきました。
家族連れで一番熱中してるのはお父さんということです。
うちは完全にそのとおりですが、世の中のお父さんも子供と一緒にと思いながらも、
自分のほうが楽しんでるんでしょうね。
恐竜の展示会でいつも感じることは、
ロボット恐竜はすごくて見ごたえも十分ですが、いまいち周りの臨場感にかけるということです。
期間限定の展示なので、会場を大掛かりに仕上げるのは難しいと思います。
入場見込みなどから割り出される予算にも限りがあると思います。
でももう一超えなんとかできないものかと思ってしまいます。
ならば博物館ならと前々からいろいろ考えています。
いつか福井県立恐竜博物館を超える、完全にその時代にタイムスリップできる
博物館の設計ができるといいなと思っています。
恐竜たちは動かなくても、動いている姿が目の前に浮かぶ空間が造ることが
できれば理想です。
ごく一部ですが海と空の展示室案を紹介します。
個人的な感覚かもしれませんが、海の生物は海中を見下ろしたときに見える姿や、
海中で出会った姿、そして海底から見上げる姿にすごく興奮を覚えます。
それが獰猛な生物ほど、強烈な感覚を受けます。
そして空の生物も自分と同じ目線で飛んでいると新鮮な感覚を受けます。
それらの受ける感覚により、臨場感を与え化石が動いているように感じる空間を考えました。
美術館や博物館で日射を極力取り込まないようにするのは、作品や標本の劣化を防ぐのと
室温を一定に保ちやすくするためです。
そういった意味で博物館は室内で部分的に外を演出しようとしますが、どうしても中途半端になってしまいます。
この案は日射をおもいっきり取り込んでいるので、それらを逸脱していますが、
劣化しない方法もしくは、耐性のあるレプリカの製作など、何か方法を考えたいです。
何の話か分からなくなってきましたが、
こんな感じで、今年もよろしくお願いします。