今日の昼からは、淡路島へ渡り新規プランのプレゼンテーションを行ってきました。
絶好の淡路島日和。
快晴で気持ちよく海沿いを車で走りました。
ご依頼いただいた建築地は、ご要望とともに複合的に条件が絡んでいます。
その条件を、建築的な観点で網羅し空間を構成することが、
とても難しく、ひとつずつその要点を整理する必要がありました。
それらを解決するひとつの答えとしてのプランです。
内部の空間はお見せできませんが、必然性のある空間構成となっています。
この部分の天井が高くなっている理由はと問われると、
高いほうが開放的でいいでしょ、というような抽象的な理由ではなく、
明快な建築的な考えのもとにそのようになっていると答えます。
建築的にという言葉こそ、抽象的と捉えられることもありますが、
建築的でなければ、何的なのか?
建築的にという言葉の抽象性を具体的に示すのが、我々が行わなくてはならないことです。
要望や条件と、空間を構成する構造の合理性、寸法、角度、太陽の動き、風の流れなどを
掛け合わせます。
そして、感性で整えて繋ぐといった感じです。
このひとつのプランから、建築的な可能性を感じとってもらえたはずです。
条件の選択の仕方でプランの変更が必要になることもあるかと思います。
その時は新たに建築的なプランを構築しましょう。
さて、もう一件新規プランがあります。
約1ヵ月前に敷地を見に行って、ついこの前要望書をいただきました。
敷地を見に行ってから、頭の中でずっと考えていますが、
なかなか空間がうまく繋がりません。。。
苦しくも、楽しい時間。
もうひと頑張りします。