今日はいい天気でした。
暑いくらいの気温でした。
間違えて厚手のジャケットを着ていきました。。。
さて、何度か紹介している滋賀県近江八幡市の特殊な物件の中間検査に行ってきました。
リグノトレンド工法というスイスの工法で建てられたお家です。
日本の在来軸組み工法と違い、パネルで構成されています。
中間検査といえば、柱と基礎などを緊結するホールダウン金物や、
耐力壁を構成する筋交い・構造用合板、そして階高さなどが設計どおりに施工されているかを
確認、検査するものです。
今回は特殊な工法のため、パネルとパネルをすべてプレートで接合しています。
そのプレートの枚数は、150枚以上でそれぞれのプレートで留める釘の位置が異なります。
施工の関係上、プレートが隠れているところもあるので、
各プレート金物取付後の写真(150箇所以上。。。)を提出しました。
その他、ドイツ製木製サッシや、ドイツ製熱交換換気システムなど、日本ではお目にかかる機会が少ないものばかりです。
その中で私が個人的に楽しみにしているのは、
このクレイボードという土のパネルです。
両面を樹脂のメッシュで挟まれた土の塊です。
<Made in Cray社 クレイボードとクレイプラスター>
これを内壁にビスで貼り付けて、その上にグラスファイバーメッシュを伏せ込み、
クレイプラスターを下塗りし、その上に仕上げの色付きクレイプラスターで仕上げます。
触った感じはそんなに強固ではなく、偏った持ち方をするとパネルが割れてしまいそうな感覚でした。
本当にビスだけで保持できるのか?
現場は困難を極めそうですが、仕上がりが楽しみです。
また施工の際に紹介させていただこうと思います。
こんな初めて扱うものばかりで、工務店さんや職人さんもかなり苦労されています。
今日改めてきれいに施工されているのを見ると、流石としかいいようがないです。
きっと素晴らしいお家になることでしょう。