メスキータとはスペイン語でモスクという意味で、一般的にはスペインの南、アンダルシア州にある町コルドバの聖マリア大聖堂を指します。
モスクとはイスラム教徒の礼拝堂で、当初このメスキータは大モスクとして使用されていました。
785年頃に建築されたメスキータ。
そんな歴史深い建物で覆われた魅力的な町の安宿は全て満室。
寒空での野宿なのか?
他の町へ行く費用を削っての高級ホテル宿泊なのか?
そんな選択枝をコルドバ来訪初夜に与えられました。
私が選んだのは・・・
こっちです!!!
先の予定よりも、今を快適に!!!
野宿・・・深く考えると恐ろしいものです。
何かあったら、この先のことなんて関係なくなりますもんね。
この当時を振り返って、この選択が正しかったのかどうかよく分かりませんが、
万全な体調でメスキータを訪れることができたのは価値のあることだったと思います。
メスキータは大きく3つの要素で構成されています。
アミナール・・・塔
オレンジのパティオ・・・沐浴を行う清めの庭
円柱の森・・・礼拝の間
メスキータの周囲は10mほどの塀で囲まれています。
その中にあるオレンジのパティオは囲われた外部空間というとても面白い空間です。
そこで体を清め、礼拝堂である円柱の間へ赴くのです。
写真では伝わり辛いですが、円柱の森という呼び名がピッタリな場所でした。
上部につながるアーチが木々の葉を連想させます。
規模は違いますが、同じ光景をバルセロナで見ました。
サグラダ・ファミリア大聖堂の内部も柱が木々のようにそびえ立ってまるで森のようです。
ガウディもこのメスキータに訪れたのでしょうか?
ガウディの森は天空光の差し込む爽やかな森、メスキータは暗く深い森。
<サグラダ・ファミリア>
どちらも素晴らしい空間です。
ホテルも素晴らしい空間でした。
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