ビルバオ・グッゲンハイム美術館 =Museo Guggenheim Bilbao=

ビルバオ・グッゲンハイム美術館は、鉱山の経営と精錬で大成功し財を成した、マイアー・グッゲンハイムの息子、ソロモン・ロバート・グッゲンハイムにより設立された、ソロモン・R・グッゲンハイム財団により運営されている美術館のひとつです。
ビルバオグッゲンハイム美術館2
ビルバオグッゲンハイム美術館1
建築家フランク・O・ゲーリーにより設計された異質な建築物はチタニウムの板を、有機的な形に配置、結合させ、脱構築主義の傑作とされています。
ビルバオグッゲンハイム美術館3
前にゲーリーが建物の形を検討しているビデオを見たことがあります。


ゲーリー「もうひとつ波(模型の壁面の装飾)を減らしてみようか。」
助手  「・・・・・。」(素早く無言で模型の波を減らす。)
ゲーリー「もうひとつ減らしてみようか。」
助手  「・・・・・。」(素早く無言で模型の波を減らす。)
ゲーリー「ほら、落ち着いただろ
助手  「・・・・・。」(無言でうなずく。)


この建物も、こんな感じで出来上がっていったのでしょう・・・。
建物内部がどうなっているのかと思っていましたが、意外に美術館というか、外観ほどのインパクトはありませんでした。
インパクトがあったら美術品も飾りにくいという、きちんとした配慮がなされているのでしょう。
ビルバオグッゲンハイム美術館5
ビルバオグッゲンハイム美術館6
今、長期優良住宅の申請に添付する構造計算書の確認をしているところですが、こんな写真を見ていると、複雑な部分でも丸くおさまるような気がしてきます。
申請を審査する構造担当者は、構造計算書の内容について、細かなところまで説明をもとめてきます。
ゲーリーほど構造を極めた人ならどうでしょう
「これ長期優良住宅仕様だよ。」
の一言で申請もせず認定がもらえるかもしれません。
ビルバオグッゲンハイム美術館7
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