ミロ美術館 =FUNDACIÓ JOAN MIRÓ=

バルセロナのモンジュイックの丘にあるジョアン・ミロの作品を収蔵している美術館です。
ミロはサルバドール・ダリと並ぶ有名なスペインの画家です。
ミロ美術館1
<ミロ美術館中庭Cafe>
ミロは1893年にカタルーニャ地方バルセロナで生まれました。
ダリやガウディもバルセロナ出身です。
18歳の頃から画家を目指し、その後多くの作品を世に残しました。
シュルレアリスムの運動に参加したことで、シュルレアリストとして分類されますが、
彼の作品は有機的で抽象的なものが多く、他のシュルレアリストの古典的、写実的な作風とは異なり独自の表現となっています。
ミロ美術館4
<少女の肖像>
ミロ美術館5
ガウディもまた、モデルニスモの中で独自の地位を確立した一人です。
シュルレアリスムとは「超現実主義」という意味。
キョーレツに現実という意味です。
ミロ美術館3
ミロ美術館7
定義が難しいですが、
現実に隣接した世界で、その中に内包されている世界。
主観・意識・理性が介在できない状態で偶然できたもの。
例えば夢の中に普段気付かない現実がある。
難しいですね・・・。
わたしなりに解釈すると。。。
ふとした瞬間に見える、濃度の濃い現実。
その中には意識が介入する間もなく、生命に直接的で、刹那に感じ取ることができるが、それを他に伝える術がないもの・・・
たぶんこんな感じじゃないでしょうか・・・。
伝える術がないから、芸術家がいるのではないかと考えています。
伝えることのできない世界が存在する以上、芸術家たちはそれをなんとか表現しようともがくのではないでしょうか
そしてその努力が人の心に刹那に入り込み、濃度の濃い現実に直面させ、感動し、感嘆するのだと思いました。
ミロ美術館6 ミロ美術館2
                                   <アーモンド・ブロッサム・ゲームをする恋人たち>
超現実にはこんな生き物がいっぱいいるのでしょうか
ミロ、ガウディ、ダリも大変だったでしょうね。
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