昨日は父親の誕生日会で焼き肉を食べに行き、帰りにお酒を飲み足りなかったので、明石のマジシャンのバーに寄りました。
年明けからずっと何かと忙しかったので、なかなか顔を出せずにいました。
マジシャン「あ~久しぶり~。髪伸びましたね」
確かにもともと長い髪も年末から切りに行ってません。
もうかれこれ10年以上髪を切ってもらっていた、美容師さんが産休するということで、新しく違う人に切ってもらうというのもいろいろと気が進まないんです。
バーの店内は相変わらず薄暗く、心地よいジャズが流れていました。
まだ少し早いのか、お客さんは一人もいません。
マジシャン「新しいマジックを考えてたところなので、ビックリしましたよ。」
ビールをいただきながら、新しいマジックを披露してくれました。
カードの中から一枚引いて、それにサインをして、そのカードを当てるというもの。
よくあるものですが、手品とは違いこれはマジックです。
カードを当てるというだけではありません。
サインしたカードが、カードの束の中に入れても入れても、いろんなところに移動します。
束の真ん中に入れたのに、一番上にあったり、ポケットの中にあったり・・・。
そして最後は、ジグソーパズルの額縁めがけて、トランプの束を投げつけると、なんとサインしたカードだけが、ジグソーパズルの額縁に張り付いているではないですか
いやっ触ってみると・・・張り付いているのではなく、額の透明な板の内側にトランプが入り込んでいる・・・
確かに外から真っ直ぐに投げつけたのに・・・。
マジシャン「これね、投げつけて散らかったのを自分で片づけるのが、カッコ悪いんですよ。ホテルのショーなら片づけてくれる人がいるけどね。」
そう言いながら、静かな店内にチャーリー・パーカーのサックスの音が響いています。
マジシャン「音楽などにくらべて、マジックなんて社会的貢献度は低いですからね。音楽はホントに凄いですよ。」
少なくともボクの創作意欲は掻き立てられます。
彼の芸術的な手捌き、動作、そういうものが溶け込む空間を体感できます。
確かに音楽ほど絶対的な知名度はないのかもしれないけど、音楽にはない美しさがマジックにはあります。
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