日生劇場 1

東京滞在の最終日に日比谷にある日本生命の劇場「日生劇場」へ行きたいと思いました。
前々から行ってみたかったのですが、予約が取れずに中々入ることができませんでした。
日生劇場3
今回もこの東京に来る1ヶ月ほど前から、チケットを購入しようとしましたが、満席でダメでした・・・。
「ジェーン・エア」という公演をやっていました。
主演は松たか子さんでした。
チケット購入は諦めました・・・。
でも、なんとかして中に入れないかと思って、ダメ元で見学のお願いをしてみました。
すると、偶然にも他の人が見学の予約をしていて、それに便乗させてもらえることになりました。
何でも言ってみるもんですね。
何故、この建物にこだわるのか
この建物は日本を代表した建築家、村野藤吾さんによって設計されました。
中を見ると、その意味は分かると思います。
1963年に開演したこの劇場は、当初の姿をほぼそのまま残しています。
村野藤吾さん亡き今でも、MURANO designの許可がないと、勝手に建物の一部でも変更することはできないみたいです。
ゴミ箱ひとつでも勝手には変更できません。
座席案内図の各色に至るまで、許可がないと変更できないそうです。
では中に入ってみましょう。
日生劇場2
<エントランス>
日生劇場1
<エントランス正面のガラスの光壁>
日生劇場4
<階段:鉄板に踏み板を溶接して造ってあるが、一体整形のように見せるため、繋ぎ目が分からないようにしています。>
次回につづく・・・。

カテゴリー : 日本建築

投 稿 日 : 2009年9月20日