布の壁

高槻市の住宅でリビングの壁を布で構成しました。

 

収納と壁掛けTVを備えた壁を建具で覆うのではなく、布で覆うことで、優しさを空間に与えてくれます。

 

4枚の大きな布をフラットカーテン状に仕上げました。

 

高さが2.7mもあり、縫いつけもなかなか難易度の高いものでした。

 

嫁さんに多くを手伝ってもらい、なんとか仕上がりました。

 

今回初めてまともにミシンを使いましたが、怖い!ミシン怖い!

 

真っ直ぐに縫うことがこれほど難しいとは。。。

 

最後の一本だけ縫わしてもらいましたが、久々に緊張しました。

 

 

間違えば糸を抜いてもう一度縫えばいいと、心で言い聞かすのですが、体は強張る。

 

4段階の一番遅いスピードに設定して縫いましたが、こんなん一番早いスピードとかいけるん?って思いました。

 

何はともあれ、なんとか布の壁が実現しました。

 

 

窓を開けて風が入ってくると、布がなびいて、なんとも言えないやさしさ。

 

素材が空間の質を左右する分かりやすい事例です。