京都の花街は、やはりなんとも言えない魅力があります。
しかしながら、京都で学生のときも、勤めているときも、お仕事で出入りさせてもらっている現在も、花街のお座敷遊びとは縁遠く感じます。
一度くらいは、舞妓さん、芸妓さんにお酒を注いでもらいたい、そう思っている人は少なくないのではないでしょうか。
言葉、所作、装い、そしてそれらを守り続けている文化、浮世離れした世界観に強く魅了されます。
歌、踊り、座敷のしつらえ、お食事、おもてなし、全てが融合した総合芸術だと思います。
そんなわけで、京都駅で開催されている、舞妓さん芸妓さんの写真展に行ってきました。
美しいのですが、写真では物足りない。。。
満足するには、その世界に足を踏み入れるしかないでしょう。
分かっているのですが、まだまだ遠い遠い世界です。
少しでも近く感じるように、芸妓さんの絵を描いてみました。
表現したいのは、透き通るような白。
黒地の画用紙に白を被せることで芸妓さんの魅力を浮き上がらせてみることにしました。
不思議なことに、絵を描いているというより、化粧をしているという感覚になります。
その白にパステルの淡い紅色をのせると、美しさが際立っていくのが分かります。
あ~美しい。
芸妓は~ん!
決して変態ではありませんよ。
今の私はこないして世界観に浸るしかないのどす。