高槻市の現場も順調に進んでいます。
現場が始まってからも、設計図よりも更に良くなるように細かなところも考えますが、そんな時に何より嬉しいのは、工務店さんと職人さんも同じく更に良くしようという心意気です。
心意気だけは設計図には表せません。
図面上に「心意気で良い建築を目指すこと」と記せばよいのだろうか。
図面に書いたら、「心意気 ¥5,000,000-」なんて、こんなことになったら大変です。
今回「心意気」は減額しましょう。。。何よりも辛い減額。。。
そもそもお金でやることじゃないですけどね。
建築には、プライスレスなことが最っとも大切だったりして、それは高価な素材なんかより必要なものです。
建築は工学の分野に属していますが、単純なる工学ではなく、人が包まれる以上、心理的な分野も含まれた芸術工学であると考えています。
芸術といっても相対的芸術です。
絶対的ではいけません。
そして相対的であるからこそ、悩むのです。
「心意気」は建築に不可欠なものなのです。
工事関係者の心ある仕事に感謝。