先日OB客様から、屋外門柱の照明が破損してしまったという連絡を受けました。
その照明はグランデザインのお手製照明でした。
様々な照明を検討した上で、その場所にふさわしいものは、製作するしかないという答えにいたり、屋外でも裸電球のようにシンプルに透明に光るシェードを造りました。
裸電球をそのまま屋外で使用すると、漏電してしまうので、LED電球を覆うように白熱電球のガラス部分をシェード代わりに改造したものでした。
シンプルでやさしく光る照明はこのお家の入口に静かな境界をもたせてくれていました。
ただ強度と昼間の視認性に問題があり、宅配業者さんが気づかずに破損させてしまいました。
強度面では、ガードを付けるなど検討しましたが、やはりこの裸電球の形状に拘ることにしました。
しかしこの形状で強度を上げるのはどうしたものか。
そこで試用したのが、エポキシ樹脂です。
エポキシ樹脂でガラスの表面と裏面をコーティングすれば、強度は格段に上がるはずです。
コーティングしたガラスを硬いもので叩いても、ヒビは入るけど、エポキシ樹脂皮膜を破ることはできません。
さて事務所でスタッフ全員でどのようにするか相談しながら、実験を繰り返し、3パターン製作することに至りました。
№1 WHITE BUNNY
№2 GORDEN ROE
№3 TASOKARE (誰そ彼。映画「君の名は」の主題ともいえる言葉。黄昏。)
さあ、なんのことか分かりませんよね。
内容の説明はまたのブログで。