昨日は神奈川県にて住宅のプレゼンテーションでした。
そな前日に東京へ行き、少しの時間だけ建物を見て周りました。
まずは、隈さん設計のサニーヒルズ南青山へ。
檜の角材を立体的に組み上げた独特な衣装が目を引く建物です。
わたしの興味は外観というよりも中の空間です。どのような空間かを自分の身をおいて感じたいと思いました。
だんだん近づくにつれ期待が膨らみます。
もうこの辺りから見えるはずやけど。。。
それらしき建物が視線の奥に現れません。
と、横を向くと。。。
足場とメッシュシートに囲われた建物。
出たっ!このタイミングでメンテナンス中!
でも、中には入ることはできました。
危ない危ない。
檜の繰り返しの意匠を用いながらも、整然とした印象を受けます。
格子以外はシンプルに繊細に納められているのがよく分かりました。
その中にダイナミックな格子が丁度よいバランスで躍動感を与えているように感じました。
とても気持ちのよい空間です。
そこから歩いて1分ほどのところに、アルド・ロッシとモリス・アジミ設計の建物があります。
アルド・ロッシが日本をイメージしてデザインされたようです。
神社の色彩と一目で感じますが、日本人とは違うなと妙に関心してしまいました。
ギリギリ成立している色のバランスがとても危うくも面白いと思います。
その後は、7年ぶりに会う友人と食事をし、お互いの近況と将来について話合いました。
志を持って行動している人と話すと刺激をもらえるので、とても貴重な時間です。
なかなか内容の濃い前日でしたが、メインはプレゼンテーション!
いただいたご要望からクラシックかつ広がりのある居住空間を提案させていただきました。
ご夫婦とも気に入っていただけたようで、ひとまずホッとしました。
これから打ち合わせを重ねて、少しずつ調整しながら進めて、素晴らしい建築となるよう尽力します。