明るさとは、人それぞれ感じ方が違います。
育ってきた環境、ライフスタイル、体質、好みなどなど、明るさを決定する要素はさまざまです。
個人的感覚なので、何が正解かということもありません。
ただ建築空間においては、正解というものが存在すると考えています。
お客さまの要望の空間に対して答えを出すのは設計士です。
ただ間取りを考えるだけではなく、その空間に最適なものを選択しまたは生み出し形にします。
照明というものも空間をつくるひとつの要素なので、とても重要なものです。
だから物件ごとに、毎回照明について深く考えます。
配置、照度、形状、光の広がり方。空間が違えば照明も変わるというのは必然的です。
それに加えて考えることは、シーンの切り替えです。
照明の回路を何通りかに分けておいて、点灯する部分を替えて好みのシーンを演出する。
若しくは、照明を調光して照度を調整する。
照明はとても重要な役割を果たします。
自分が過ごす空間を最適にするのは、照明計画をしっかり行う必要があるのです。
●グランデザインの照明計画事例
<バルセロナ・ウサギカフェ>
遺跡のように深みのある照明計画。
<グランデザインの事務所>
事務所としては暗いけど。。必要なところは明るい。そのほうが落ち着く。。。