時間がないときは紙の模型と建築の妖精

某保育園の設計を行うことになり、とてもやりがいを感じているのですが、
未だ経験したことのないタイトなスケジュールで少し不安もあります。

当初の計画ではきちんとした模型をつくりながら、いろんな面で検討していましたが、
途中で敷地の形状がある理由で変わり、改めてプランをやり直すことになりました。

その為に、元々そこまでスケジュールに余裕があったわけではなかったので、
かなりタイトなスケジュールになってしまったのです。

時間がないとはいえ、模型での検討なしでは、よいものはできません。
何回もつくり替えることを想定すると、紙で模型をつくるのが一番です。

これを一般的にスタディ模型と言いますが、設計する上でとても重要な作業です。
平面図、断面図、立面図でほとんどイメージできますが、
曲線を使うなどの場合は、やはりこの簡易模型作業がないと十分にイメージできません。

何度もつくり直し、徐々にイメージに近づいていきます。
時間が無いとはいえ、できる限りの検討を重ねなくてはなりません。

そうしていると、建築の妖精たちが力を貸してくれるような気がします。
こんな感じで。

時間がないときは紙の模型と建築の妖精

えっ!こんなことしてる時間が無駄って!?
いくら切羽詰っても、こういう時間がないといけません。
自分が楽しい気持ちでないといい建築はできませんから。

カテゴリー : 新築物件

投 稿 日 : 2014年6月19日